DeepSeek-TUI はターミナルで動く AI コーディング Agent です。DeepSeek V4 モデルを中心に設計され、deepseek コマンドで起動します。TUI 内でファイルの読み書き、shell コマンド、web search、git、MCP server、sub-agent 協調を扱えます。
単なるチャット CLI というより、ターミナル上の作業台です。コードを読む、ファイルを編集する、コマンドを実行する、診断を見る、セッションを保存する、状態を戻す、という開発動作を 1 つにまとめます。
リポジトリは主に Rust で書かれ、MIT ライセンスです。
向いている人
DeepSeek-TUI は、ターミナル中心の開発者が DeepSeek モデルをローカル開発に組み込みたい場合に向いています。
- DeepSeek でコード修正やプロジェクト分析をしたい。
- フル IDE を開きたくない。
- AI に workspace を読ませ、必要に応じて編集させたい。
- Plan、Agent、YOLO を使い分けたい。
- セッション保存、長時間タスク再開、rollback が必要。
- MCP、LSP 診断、HTTP/SSE runtime API、skills を使いたい。
簡単な Q&A だけなら web や軽量 CLI で十分です。DeepSeek-TUI はモデルをローカル開発フローに入れたい人向けです。
インストール
npm:
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npm パッケージは事前ビルド済み Rust バイナリを取得する installer/wrapper で、Node.js >=18 が必要です。
Cargo:
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Homebrew:
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GitHub Releases から Linux x64/ARM64、macOS x64/ARM64、Windows x64 のバイナリも入手できます。
Docker:
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API Key
初回起動時に DeepSeek API key を入力し、以下へ保存します。
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手動設定:
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環境変数:
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診断:
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保存済み key の削除:
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Auto mode
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TUI 内:
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Auto mode はモデルと thinking を同時に選びます。
- Model:
deepseek-v4-flashまたはdeepseek-v4-pro - Thinking:
off、high、max
本番リクエスト前に小さな routing call を行い、最新の依頼と文脈からモデルと thinking を決めます。auto はローカル機能で、上流 API には具体的なモデル名が送られます。
ベンチマーク、厳格なコスト管理、固定挙動が必要な場合は明示的にモデルを指定します。
モード
| モード | 用途 |
|---|---|
| Plan | 読み取り専用の調査と計画 |
| Agent | 承認ゲート付きの通常モード |
| YOLO | 信頼済み workspace で自動承認 |
YOLO は便利ですが危険も大きいため、信頼できる一時ブランチやテストディレクトリで使うべきです。
主な機能
ファイル操作、apply patch、shell、git、web search/browse、sub-agent、MCP、LSP 診断、セッション保存と再開、workspace rollback、永続 task queue、HTTP/SSE runtime API、skills system に対応します。
LSP 診断は編集後のエラーをモデルへ戻せる点が便利です。rollback は side-git snapshot を使い、/restore と revert_turn を提供します。ただし通常の git commit は引き続き重要です。
よく使うコマンド
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Zed / ACP
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README によると、現在の ACP は新規セッションと prompt response を扱いますが、tool-backed editing と checkpoint replay はまだ公開されていません。
設定と provider
ユーザー設定:
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workspace overlay:
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api_key、base_url、provider、mcp_config_path などは workspace overlay で禁止されています。
OpenAI-compatible:
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Ollama:
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まとめ
DeepSeek-TUI は DeepSeek V4、TUI、tool call、LSP 診断、セッション再開、rollback、MCP、skills を 1 つの Rust ベースの作業環境にまとめたターミナル Agent です。軽量さよりも、ローカル開発フローへ深く入ることに価値があります。