Claude Code 24の使い方:計画モード、巻き戻し、CLAUDE.md、Skills、Agents、プラグイン

Claude Code の基本操作を整理する。プロジェクト起動、計画モード、権限確認、巻き戻し、ターミナルコマンド、コンテキスト管理、CLAUDE.md、Skills、Agents、プラグイン導入を扱う。

Claude Code は単なるチャット欄ではない。プロジェクトディレクトリに入り、ファイルを読み書きし、コマンドを実行し、コンテキストを維持できるコーディング Agent に近い。

要求を投げてコード生成を待つだけだと、計画が曖昧、権限確認が多い、コンテキストが長くなる、結果が気に入らない、戻し方が分からない、プロジェクトルールを残せない、といった問題にすぐ当たる。

ここでは、Claude Code を使い始める開発者向けに、よく使う操作を整理する。

まずプロジェクトディレクトリで起動する

Claude Code は、適当な場所で開くより、プロジェクトディレクトリ内で起動するほうがよい。

まずプロジェクト用フォルダを作り、その中でコマンドラインを開いて Claude Code を起動する。

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claude

初回に現在のフォルダを信頼するか聞かれたら、確認してから進める。これで Claude Code は現在のプロジェクトを基準にファイルを読み、作成し、コマンドを実行できる。

練習には、写真家のポートフォリオサイトを作らせるようなタスクが向いている。見た目を確認でき、ファイル生成、コマンド実行、巻き戻し、リファクタリングを一通り試せる。

計画モードで方向を先に決める

Claude Code は複雑なタスクでは計画モードに入ることがある。計画モードでは、先に要件を話し合い、手順を分解してから、実行を承認する。

計画が出た後は、よく次のような選択肢が出る。

  • 計画を承認し、以後の編集ツール使用も自動承認する。
  • 計画を承認するが、以後の編集は手動確認する。
  • 実行を止め、計画についてさらに Claude Code と話す。

タスクが明確なら承認して進める。まだ曖昧なら、ページの雰囲気、技術スタック、ディレクトリ構成、インタラクション、受け入れ条件をさらに詰める。

計画モードの利点は手戻りを減らすことだ。いきなり Agent に作業させると多くのファイルが作られるが、方向が間違っていると後で修正が荒れやすい。

Shift + Tab でモードを切り替える

Claude Code では Shift + Tab で作業モードを切り替えられる。よく使うのは、計画モードへの切り替えや、編集ツールの自動承認モードへの切り替えだ。

おすすめの使い分け:

  • 新規プロジェクト、新機能、大きな変更:まず計画モード。
  • 小さな修正、明確なバグ修正:直接実行。
  • 削除、置換、依存関係のインストール:手動確認を残す。

計画モードでは、Claude Code がプロジェクト詳細を質問することがある。方向キーで選び、Enter で確定する。フィードバックを送ると、それに合わせて計画が更新される。

権限確認をすべて開放しない

Claude Code がコマンド実行、ファイル編集、プログラム起動を行うとき、権限を求めることがある。

よくある選択肢:

  • 今回だけ許可。
  • 現在の会話内で同種コマンドを許可。
  • 拒否または一時停止。

ローカルページの起動、開発サーバーの実行、ファイル確認なら必要に応じて許可してよい。ただし、クリックを減らすために「すべて自動許可」で長く使うのは避ける。

完全自動の権限は、リスクが低く、内容を理解しており、Git バックアップがある場合だけに向く。日常利用では、削除、上書き、依存関係インストール、ネットワーク、コミット、スクリプト実行には人間の確認を残す。

ターミナルモードでローカルコマンドを実行する

Claude Code ではターミナルコマンドモードに入り、ローカルコマンドを実行できる。

ページ生成後、HTML ファイルを開く例:

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start index.html

start は Windows でファイルを開くコマンドで、後ろにファイル名を付ける。エクスプローラーで探すより速い。

ターミナルモードに向く操作:

  • 生成ページを開く。
  • ディレクトリを確認する。
  • 開発サーバーを起動する。
  • テストやビルドを実行する。

一方、再帰削除、ディレクトリ移動、一括上書き、システム環境変更のような高リスク操作には注意する。

結果が違うときは早めに巻き戻す

Claude Code が作ったページやコードが期待と違い、修正するほど乱れていくなら、早めに巻き戻す。

巻き戻しでは、会話やコードを特定の時点へ戻せる。よくある選択肢:

  • コードと会話を同時に戻す。
  • 会話だけ戻す。
  • コードだけ戻す。
  • 以前の内容を要約に圧縮する。
  • キャンセルする。

明らかに方向がずれた場合は、コードと会話を同時に戻すのがおすすめだ。コンテキストとファイル状態を一緒にきれいな位置へ戻せる。

ただし、Claude Code の巻き戻しは通常、内蔵ツールで作成・変更したファイルが対象だ。外部コマンドで作ったファイルは完全には戻らないことがある。重要なプロジェクトでは Git と併用する。

長いプロンプトはエディタで書く

複雑な要件を1行の入力欄に詰め込まない。

長いプロンプトをテキストエディタで編集できる場合は、エディタで要件を書き、保存してから送る。

長いプロンプトには次を書くとよい。

  • 目的。
  • 使用する技術スタック。
  • してはいけないこと。
  • 残すべきファイル。
  • 完了後の確認方法。
  • ページや機能の受け入れ条件。

例えば普通の HTML ページを現代的な技術スタックへリファクタリングしたい場合、「リファクタリングして」だけでは足りない。コンポーネント化、見た目の維持、レスポンシブ対応、ビルド確認まで明記する。

終了後は履歴から会話を復元する

途中で Claude Code を終了する必要がある場合は、通常通り終了する。その後、同じプロジェクトディレクトリに戻って再起動する。

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claude

以前の記録が直接出ない場合は、履歴関連コマンドで最近の会話を見て、以前の会話を読み込む。

これは中断後の継続に便利だ。ただし会話履歴だけを記憶として頼らない。プロジェクトルール、技術スタック、よく使うコマンド、注意点はプロジェクトファイルに書く。

CLAUDE.md にプロジェクトルールを保存する

CLAUDE.md は Claude Code にとって重要な記憶ファイルだ。通常はプロジェクトルートに置き、プロジェクトルール、技術スタック、ディレクトリ構造、協業上の制約を書く。

初期化は次で行える。

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/init

CLAUDE.md に向いている内容:

  • プロジェクト目標。
  • 技術スタック。
  • 起動、テスト、ビルドのコマンド。
  • ディレクトリ説明。
  • コードスタイル。
  • 禁止操作。
  • コミットとデプロイルール。

各会話で、Claude Code はこの種のルールをコンテキストの一部として利用できる。プロジェクト説明書と考えると分かりやすい。

簡単な検証方法は、CLAUDE.md に明確なルールを追加してから質問することだ。回答がそのルールに従えば、プロジェクト記憶を読んでいる。

@ でファイルを参照する

入力欄で @ を使うと、ファイルや Agent を選び、現在の会話コンテキストに追加できる。

向いている場面:

  • 設定ファイルを読ませる。
  • 特定ページを修正させる。
  • CLAUDE.md や他の文書に基づいて続けさせる。
  • 「このファイルだけ見て、構造を推測しない」と明示する。

ファイル内容を入力欄に貼るより、@ 参照のほうが明確で漏れにくい。

コンテキストを確認・圧縮する

長時間会話すると、コンテキストは大きくなる。長すぎるとモデルが遅くなったり、初期の細部を無視し始めたりする。

現在の使用状況は次で確認できる。

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/context

長くなったら履歴を圧縮する。

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/compact

それでも効果が悪い場合は、現在のコンテキストを消す。

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/clear

消した後も、Claude Code はプロジェクトファイル、CLAUDE.md、現在のディレクトリから一部を再理解できる。ただし完全な会話履歴は残らない。

実用的には、1つのタスクが終わったら新しい会話にし、プロジェクトルールは CLAUDE.md に書き、臨時の議論を1つのチャットに積み続けない。

Skills:固定フローを説明書にする

Skills は Claude Code の作業説明書と考えられる。一度きりのプロンプトではなく、再利用できるタスクフローだ。

例えば週報をよく作るなら、週報 Skill を作り、次を明記する。

  • 必要な入力。
  • 出力形式。
  • 口調と構成。
  • 必ず残す内容。
  • 捏造してはいけない内容。

Skills は通常、namedescription、具体的な指示で構成される。グローバル Skills ディレクトリに入れると、Claude Code は関連タスクで認識して読み込める。

向いている作業:

  • 週報。
  • コードレビューのテンプレート。
  • 文書整理。
  • 画像の一括処理。
  • 固定形式の記事。
  • プロジェクト初期化フロー。

同じプロンプトを何度もコピーしているなら、Skill 化を検討するとよい。

Agents:サブタスクを独立した助手へ渡す

Agents は Skills と違う。

Skill は説明書に近く、Claude Code にやり方を教える。Agent は独立した助手に近く、主会話の外で作業し、結果を返す。

Agents の価値はコンテキストの隔離だ。コード点検なら、読み取り専用 Agent を作り、プロジェクトを読むだけでレポートを出させる。ファイルを直接変更しないので、主会話を汚さず、誤操作も減らせる。

Agent 作成時に考えること:

  • プロジェクト級かユーザー級か。
  • Claude Code に設定を生成させるか。
  • どのツール権限を許すか。
  • どのモデルを使うか。
  • 記憶を保存するか。
  • Agent のプロンプトが十分明確か。

コード点検 Agent には、まず読み取り権限だけを与えるのがおすすめだ。先にレポートを出させ、その後で主会話が修正するか判断する。

プラグイン:Skills、Agents、MCP、Hooks をまとめる

プラグインは、より完全な能力パッケージだ。中には次が含まれることがある。

  • Skills
  • Agents
  • MCP
  • Hooks

単体の Skill より、プラグインはまとまった能力に向いている。例えばフロントエンドデザイン用プラグインなら、見た目のルール、レイアウト、コンポーネント習慣、関連 Agent をまとめて持てる。

インストール時には、よく次の場所を選べる。

  • ユーザーディレクトリ:全プロジェクトで有効。
  • プロジェクトディレクトリ:プロジェクトと共有。
  • ローカルプロジェクトディレクトリ:現在の PC だけで有効。

個人で常用する能力はユーザーディレクトリ、チームの約束はプロジェクトディレクトリ、一時テストはローカルに置くとよい。

プラグインは特定タスクの品質を上げる

フロントエンドページ生成では、プラグインは素のプロンプトより安定しやすい。

同じ「写真家の個人サイトを作る」でも、普通のプロンプトだけなら見られるページができる程度かもしれない。フロントエンドデザインプラグインを明示すると、構造、視覚階層、余白、配色、完成度が良くなりやすい。

もちろんプラグインは人間の審美眼を置き換えない。より良い初稿を作らせ、人間が細部を調整するのが現実的だ。

より安定した Claude Code ワークフロー

これらを組み合わせると、安定した流れになる。

  1. プロジェクトディレクトリで claude を起動する。
  2. まず計画モードで要件を話す。
  3. 承認前に技術スタックと受け入れ条件を確認する。
  4. 高リスク操作は手動確認を残す。
  5. ターミナルモードでプレビューとテストを行う。
  6. 方向がずれたら早めに巻き戻す。
  7. プロジェクトルールを CLAUDE.md に書く。
  8. 長い会話では定期的にコンテキストを確認・圧縮する。
  9. 繰り返す作業は Skills にする。
  10. 点検、調査、分析は読み取り専用 Agents に渡す。
  11. 特定分野のタスクはプラグインを優先する。
  12. 重要プロジェクトでは常に Git のチェックポイントを作る。

こう使うほうが、「一文送って生成を待つ」よりはるかに安定する。

まとめ

Claude Code の効率はモデル能力だけでなく、ワークフロー制御からも生まれる。

計画モードは方向を決め、権限確認はリスクを抑え、巻き戻しは手戻りを減らす。CLAUDE.md はプロジェクトルールを保存し、/context/compact/clear はコンテキストを管理する。Skills は固定フローを再利用し、Agents は複雑なサブタスクを隔離し、プラグインはまとまった能力をプロジェクトへ持ち込む。

Claude Code をうまく使うには、明確な境界の中で継続的に作業させることが大事だ。プロジェクト全体を一度に丸投げするのではない。

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