Windows 上でできるだけ手軽に Hermes Agent を動かしたいなら、比較的やりやすい流れは次の通りです。
- ホスト OS はそのまま Windows を使う
WSL内でUbuntuを動かすOllamaでローカルモデルを提供するHermes Agentからローカル Ollama のエンドポイントへ直接つなぐ
この方法の利点は、環境を比較的きれいに保ちやすく、コマンドも Linux 方式でそろえやすいことです。別に Linux マシンを用意しなくても始められます。
全体の流れ
この構成は 4 ステップに分けられます。
WSLを有効化してUbuntuを入れる- Ubuntu 内で Python、Node.js、Git などの基本環境を入れる
Ollamaを入れてローカルモデルを取得するHermes Agentを入れ、Telegramを接続する
まず Hermes Agent を動かすことだけが目的なら、実質的には 3 ステップ目まででかなり近いところまで行けます。
1. WSL と Ubuntu をインストールする
管理者権限の PowerShell で次を実行します。
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インストールが終わったら PC を再起動し、そのあと Ubuntu を入れます。
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以降のコマンドは、WSL の Ubuntu 側で実行していきます。
2. Ubuntu を更新し、基本環境を入れる
まずシステムを更新します。
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そのあと Python、展開ツール、Node.js、Git を入れます。
Python をインストール
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zstd をインストール
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Node.js をインストール
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Git をインストール
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入れ終わったら、軽く確認しておくと安心です。
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3. Ollama を入れて Gemma 4 を取得する
Ollama のインストール:
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Hermes Agent 用にローカルモデルを用意するなら、まずは Gemma 4 から始めるのが無難です。
たとえば:
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もしマシンのリソースが弱ければ:
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より大きい版としては:
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一般的な Windows + WSL 環境では、gemma4:e4b が現実的な出発点になりやすいです。
4. Hermes Agent をインストールして設定する
インストールコマンド:
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インストール後、Ollama のローカルエンドポイントを指定します。
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モデル名には実際に使うものを入れます。たとえば:
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インストーラから shell の再読み込みを求められたら:
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Hermes Agent のよく使うコマンド
普段よく使うのは次のあたりです。
起動
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再設定
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チャットゲートウェイ設定
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更新
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Telegram 接続の基本手順
Hermes Agent で Telegram の送受信をしたいなら、まずは次を実行します。
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そのうえで Telegram 側で次の 2 つを用意します。
BotFatherで bot を作成する@userinfobotで自分のUser IDを確認する
これらを揃えたら、Hermes Agent のゲートウェイ設定に入力していきます。
この構成が向いている人
この方法は、次のような人に向いています。
- メイン環境が Windows
- 別に Linux マシンを用意したくない
- まずはローカル Agent を動かし、その後チャット連携を広げたい
- できるだけクラウド API ではなくローカルモデルを使いたい
最初から本格的な本番環境を組むのではなく、まずローカルで Agent を試したい人には十分実用的です。
注意点
WSLはあくまで互換レイヤーなので、極端なケースではネイティブ Linux と完全に同じとは限りません- 大きなモデルが快適に動くかどうかは、RAM、VRAM、CPU / GPU に依存します
gemma4:e4bは現実的な出発点ですが、最終的な体感はマシン性能次第です- Hermes Agent のチャット連携は拡張機能なので、まずローカルモデル経路を通してから Telegram を足すほうが安定しやすいです
まとめ
Windows 上でなるべく素直に Hermes Agent をローカル導入するなら、流れは次の順番がやりやすいです。
WSL -> Ubuntu -> Ollama -> Gemma 4 -> Hermes Agent -> Telegram
最初にローカルモデルを確実に動かし、そのあとでゲートウェイ接続を追加すると成功率が上がります。多くのユーザーにとって、最初から部品を積みすぎるよりもこのほうが切り分けしやすく、後から拡張もしやすいです。
元記事
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