AIで点線・矢印・曲線を描く方法、キャンバスサイズを変更する方法

AIソフトの基本操作を整理する。点線、矢印、曲線の描き方、キャンバスまたはアートボードサイズの変更方法を、ベクターデザイン初心者向けに説明する。

ここでの AI は一般的なベクターデザインソフトを指し、人工知能による画像生成ではない。

AIソフトを使い始めた人がよく検索するのは、AIで点線を描く方法、矢印を描く方法、曲線を描く方法、キャンバスサイズを変更する方法だ。どれも基本操作だが、入口は線、ペンツール、線分ツール、アートボードツールに分かれている。

実際の使用順に整理する。

AIで点線を描く方法

AIソフトでは、点線は単独のツールではなく、通常は「線」パネルで設定する。

手順:

  1. 線分ツールペンツール、または 図形ツール で線やパスを描く。
  2. その線を選択する。
  3. ウィンドウ -> を開く。
  4. 線パネルで 破線 をオンにする。
  5. 線分間隔 の数値を設定する。

よく使う考え方:

  • 線分:実線部分の長さ。
  • 間隔:実線同士の空き。
  • 線幅:点線全体の太さ。

均等な点線にしたい場合は、まず次を試す。

1
2
線分:8
間隔:8

丸いドットのようにしたい場合は、線端を丸型にし、線分を小さくする。

1
2
3
線分:0
間隔:8
線端:丸型

これで丸い点が並んだように見える。

点線が表示されないとき

破線をオンにしても変化が見えない場合は、次を確認する。

  • オブジェクトに線色があるか。
  • 線幅が小さすぎないか。
  • 正しいオブジェクトを選択しているか。
  • 線分間隔 の数値が小さすぎないか。
  • 塗りだけで、線がないオブジェクトではないか。

多くの線の問題は、「パスはあるが線がない」ことが原因だ。

AIで矢印を描く方法

矢印も通常は単独で描くのではなく、パスの線に矢印スタイルを追加する。

手順:

  1. 線分ツール で直線を描く。
  2. 直線を選択する。
  3. ウィンドウ -> を開く。
  4. 線パネル下部の 矢印 を探す。
  5. 始点または終点に矢印スタイルを選ぶ。
  6. 矢印の倍率を調整する。

矢印の向きが逆の場合は、次のどちらかで処理する。

  • 線パネルで矢印を始点から終点へ移す。
  • パス方向を反転するコマンドを使う。

もっと簡単なのは、線を描き直すことだ。矢印の尾から先端へドラッグすれば、終点が矢印方向になる。

両矢印を描く方法

両矢印は、始点と終点の両方に矢印を設定するだけでよい。

手順:

  1. 線分を選択する。
  2. 線パネルを開く。
  3. 1つ目の矢印位置に矢印を選ぶ。
  4. 2つ目の矢印位置にも矢印を選ぶ。

矢印が大きすぎる、または小さすぎる場合は、倍率 を調整する。

一般に、矢印の大きさは線幅に合わせる。細い線に大きすぎる矢印は不自然で、太い線に小さすぎる矢印は見づらい。

AIで曲線を描く方法

AIで曲線を描くとき、最もよく使うのは ペンツール だ。

基本手順:

  1. ペンツール を選ぶ。
  2. キャンバス上で一度クリックし、最初のアンカーポイントを作る。
  3. 2つ目の位置では、クリックだけでなく押したままドラッグする。
  4. ドラッグすると方向ハンドルが出て、曲線ができる。
  5. さらにクリックとドラッグを続け、連続した曲線を作る。

ポイントは単純だ。直線はクリック、曲線はクリックしてドラッグする。

初心者が曲線を描けない原因は、多くの場合、毎回クリックだけして方向ハンドルをドラッグしていないことだ。

曲線をなめらかに調整する

曲線を描いた後は、次のツールで調整できる。

  • ダイレクト選択ツール:アンカーポイントを選び、点やハンドルを動かす。
  • アンカーポイントツール:角点とスムーズポイントを切り替える。
  • スムーズツール:パスをより滑らかにする。
  • 曲率ツール:より簡単に滑らかな曲線を作る。

自然な曲線を描きたいだけなら、曲率ツール はペンツールより初心者向きだ。多くの方向ハンドルを手で引かなくても、いくつかの点をクリックするだけで滑らかなパスが作れる。

曲率ツールで曲線を描く

曲率ツールは「点を置くと、曲線が自動でついてくる」感覚に近い。

手順:

  1. 曲率ツール を選ぶ。
  2. キャンバス上で最初の点をクリックする。
  3. 2つ目の点をクリックする。
  4. 3つ目の点をクリックすると、ソフトが自動的に曲線を作る。
  5. 既存の点をドラッグして曲線の形を変える。

角を作りたい場合は、点をダブルクリックして、スムーズポイントと角点を切り替える。

初心者は、まず曲率ツールで大まかな形を作り、後からダイレクト選択ツールで微調整するほうがやりやすい。

AIでキャンバスサイズを変更する方法

AIでいう「キャンバスサイズ」は、多くの場合 アートボードサイズ を指す。書き出し範囲、デザインサイズ、ページサイズを変えたい場合は、アートボードを変更する。

手順:

  1. 左のツールバーから アートボードツール を選ぶ。
  2. 現在のアートボードをクリックする。
  3. 上部のプロパティバーに幅と高さを入力する。
  4. アートボードの端をドラッグして手動調整することもできる。

よく使うサイズ例:

1
2
3
4
WeChatカバー:900 x 383 px
小紅書カバー:1242 x 1660 px
Instagram正方形:1080 x 1080 px
A4用紙:210 x 297 mm

単位が px でない場合は、ドキュメントまたはプロパティパネルで単位を切り替える。

アートボードパネルでサイズを変える

アートボードツール以外にも、アートボードパネルで複数のアートボードを管理できる。

手順:

  1. ウィンドウ -> アートボード を開く。
  2. 変更したいアートボードを選ぶ。
  3. アートボードオプションを開く。
  4. 幅、高さ、位置を入力する。

1つのファイルに複数ページ、複数のポスターサイズ、複数の書き出し画像がある場合は、直接ドラッグするよりアートボードパネルのほうが分かりやすい。

アートボードサイズを変えると図形も変わるか

アートボードサイズだけを変更しても、中の図形は通常自動では拡大縮小されない。

つまり:

  • アートボードを大きくしても、図形サイズは変わらない。
  • アートボードを小さくしても、図形サイズは変わらないが、範囲外にはみ出すことがある。
  • 書き出し時は通常、アートボード範囲内の内容だけが出力される。

図形も一緒に拡大縮小したい場合は、図形を選択して手動で拡大縮小するか、拡大縮小ツールや変形パネルを使う。

よく使う入口

覚えておくと便利な入口:

1
2
3
4
5
線パネル:ウィンドウ -> 線
アートボードパネル:ウィンドウ -> アートボード
アートボードツール:Shift + O
ペンツール:P
ダイレクト選択ツール:A

バージョンによって画面は少し違うことがあるが、基本ロジックは同じだ。点線と矢印は線パネル、曲線はパスツール、キャンバスサイズはアートボードで調整する。

まとめ

AIで点線を描く:パスを選択し、 パネルで 破線 をオンにし、線分と間隔を設定する。

AIで矢印を描く:線を描き、 パネルで始点または終点に矢印を追加する。

AIで曲線を描く:ペンツール でクリックしてドラッグする。初心者は 曲率ツール を使うと滑らかな曲線を作りやすい。

AIでキャンバスサイズを変更する:アートボードツール または アートボード パネルでアートボードの幅と高さを変える。

これらを覚えると、基本的な線、フローチャート、注釈図、ページサイズ調整の多くを扱えるようになる。

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