Windows環境でVS CodeからDockerイメージを作る流れはシンプルです。基本は3ステップだけです。環境準備、Dockerfile作成、イメージビルドの順で進めます。
01 事前準備
まず次の2点を確認します。
- Docker Desktopをインストールし、起動しておく。
- VS CodeでMicrosoft公式の
Docker拡張機能を入れる。
WindowsではDocker DesktopのWSL 2バックエンド(Settings > Resources > WSL Integration)を使うと、安定性と速度の面で有利です。
02 Dockerfileを用意する
まだDockerfileがない場合は、VS Codeで自動生成できます。
- VS Codeでプロジェクトフォルダを開く。
F1またはCtrl+Shift+Pでコマンドパレットを開く。Docker: Add Docker Files to Workspaceを実行する。- Node.js、Python、.NETなど対象プラットフォームを選び、案内に従う。
通常は次のファイルが生成されます。
Dockerfile.dockerignore
まずは動く雛形を作り、あとで調整するのが効率的です。
03 イメージをビルドする3つの方法
方法A: Dockerfileを右クリック
エクスプローラーでDockerfileを右クリックし、Build Image...を選択してタグ名を入力します。
方法B: コマンドパレット
F1でDocker: Build Imageを実行し、コンテキストとタグを選びます。
方法C: 統合ターミナル
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現在のディレクトリをビルドコンテキストとして、your-image-nameタグでイメージを作成します。
04 よくある問題の確認ポイント
- Docker Desktopが起動していない: 先に起動状態を確認する。
- ビルドが遅い: WSL 2バックエンドが有効か確認する。
- ファイルが見つからないエラー: 実行場所がプロジェクトルートか確認する。
- VS CodeでDocker項目が出ない: VS Code再起動と
docker version確認を行う。
まとめ
WindowsでVS CodeからDockerイメージを作る作業は、初期セットアップができれば難しくありません。Docker Desktopと拡張機能を整え、必要ならDockerfileを自動生成し、UIまたはdocker buildでビルドすれば運用できます。